精神科デイケア 看護師のチーム医療はどういうもの？

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精神科デイケア 看護師のチーム医療はどういうもの？

精神科デイケアの看護師もチーム医療を行いながら、患者さんの治療にあたります。この点は他科と同じですが、チーム医療への具体的な関わり方は異なる部分もあります。

精神科デイケアの職員は、その職種と人数は厚生労働省で定められています。精神科デイケアの規模によっても必要な職員の職種や人数は違ってきます。

さらに、精神科デイケアに間接的に関わる職種の方々ともコミュニケーションを取りながら仕事をしていきます。それぞれの職種との具体的な関わり方を紹介していきたいと思います。

精神科デイケア 看護師のチーム医療～精神科デイケアに勤める職員

精神科デイケアの看護師のチーム医療では、精神科デイケアに勤める職員との関わりが大きいです。

精神科デイケアに勤める職員は、精神科医師・作業療法士・臨床心理技術者・精神保健福祉士、それと私たち看護師になります。精神科デイケアの規模が大きくなるにつれて、職員の人数も増えていきます。

精神科医師との関わり

精神科医師は精神科デイケアで、常に精神科デイケアの患者さんを診療出来る体制にあります。外来との兼務が多いです。

時々患者さんの様子を観察したり、勉強会のプログラムの司会を行ったりします。

看護師は患者さんの日々の様子をカルテに記録し、精神科医師と情報の共有をします。患者さんに特別変わったことがあれば直接申し送りをします。

患者さんが精神科デイケアに参加するには精神科医師の指示が必要です。

診察で、精神科デイケアが必要と精神科医師が判断すれば指示書が出されます。指示書には週何日参加するのか、目的は何かなどが書かれています。

看護師は医師の指示に従い、患者さんが精神科デイケアに週何日参加するのか、目的はどういうものなのかを患者さんと確認し、参加が開始されます。

その後も、精神科医師とコミュニケーションを取りながら、患者さんの今後の方向性を考えていきます。

作業療法士との関わり

作業療法のプログラムが行われる時は、看護師は作業療法士の指示に従って作業療法のプログラムを行います。

患者さんが作業療法中に怪我をした、体調が悪くなった場合は、作業療法士から申し送りを受けて対処することがあります。

また、患者さんがどのような作業療法のプログラムに参加したら良いのかを相談する場合もあります。その他のプログラムも作業療法士と一緒に行っていきます。

臨床心理技術者との関わり

様々なプログラムを一緒に行って行きます。カウンセリングが必要な患者さんには、臨床心理技術者と相談し、カウンセリングを行ってもらう場合があります。

精神保健福祉士との関わり

様々なプログラムを一緒に行っていきます。患者さんに経済支援・就労支援・訪問支援が必要な場合は、精神保健福祉士と相談して、関係機関（作業所や市役所など）に連絡を取ります。

精神科デイケア 看護師のチーム医療～精神科デイケア以外の職員

精神科デイケアの看護師のチーム医療では、精神科デイケア以外の病院内・クリニック内・併設薬局内の職員とも関わって行きます。

栄養士との関わり

病院内の栄養士は、患者さんの昼食のメニューを決定します。糖尿病・痛風・高血圧など内科的疾患のある患者さんには、それぞれに合わせた食事が提供されます。

看護師は、患者さんの日々の体調に変化がある場合、栄養士と相談して、食事内容を変更してもらう場合もあります（風邪の時はお粥に変更など）。

栄養に関わる勉強会のプログラムの場合、栄養士に司会を依頼する場合があります。

薬剤師・理学療法士との関わり

薬や、理学療法に関わる勉強会のプログラムの場合司会を依頼します。薬局や、理学療法での患者さんの様子を申し送りを受ける場合もあります。

医療事務との関わり

精神科デイケアの料金の支払いは、受付の医療事務が行います。料金を支払っていない患者さんがいると、精神科デイケアに連絡が来る場合があります。

受付での患者さんの様子を申し送りを受けることもあります。

精神科デイケア 看護師のチーム医療について知れたら転職しよう！

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