精神科デイケアの看護師の役割ってどういう事なの？

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精神科デイケアの看護師の役割ってどういう事なの？

精神科デイケアの看護師の役割に興味がある方のために、精神科デイケアの看護師の役割について、私が実際に精神科デイケアで働いた経験を基にご紹介したいと思います。

精神科デイケアでは基本的に、日中の９時頃から１５時頃まで患者さんと共に過ごします。

看護師は患者さんの来る前の８時半から出勤して準備をし、１５時に患者さんが帰宅したら、その日の記録をまとめて１７時頃に退勤します。

夜勤がなく、お休みも定期的にしっかり取れる場合が多いので、プライベートを重視したい方にもオススメの職種です。では、精神科デイケアの看護師の具体的な役割について見てみましょう。

精神科デイケア 看護師の役割～患者さんの回復・成長を促す

精神科デイケア 看護師の役割は、患者さんの持っている精神科疾患の症状の回復や、症状によって失われた日常的・社会的に必要なスキルの向上をサポートすることです。

精神科疾患の症状は完全に回復するのが難しい場合も多く、薬物療法や自助会の利用などを通してうまく症状と付き合っていくように支援することも大切です。

日常的・社会的に必要なスキルの向上の根底として重要なのが、生活リズムを整えることです。

疾患にもよりますが、生活リズムが崩れている患者さんが多いです。また、生活リズムが崩れると症状の悪化にもつながってしまいます。

そのため、精神科デイケアに入ってくる患者さんは生活リズムを整えることを第一の目標にします。

９時～１５時という時間を遅刻や早退することなく精神科デイケアで過ごすことは、簡単な事に見えるかもしれませんがとても重要なことなのです。

看護師は患者さんがデイケアに規則正しく参加できるように、朝来られない患者さんをきちんと朝から参加するように促したり、症状が辛くて早退したがっている患者さんに症状がコントロールできるように支援していくのが役割です。

また、患者さんは精神科デイケアの勉強会・ミーティング・SST・レクリエーションなどのプログラムを通して、疾患の知識を身につけたり、日常的・社会的なスキルの向上、疾患の回復を目指して活動していきます。

看護師は時にはプログラムの中心となって、時には見守りながら患者さんと関わっていくのも重要な役割です。

精神科デイケア 看護師の役割～担当の患者さんと長期的に関わる

精神科デイケアの看護師の役割は、複数の患者さんの担当となり、定期的に面談などをして精神科デイケアでの今後の方向性や、就労・社会復帰等について考えていくことです。

担当の患者さんと長期的に関わることも重要なことのひとつです。

患者さんは、生活リズムを整える・コミュニケーション能力を身に付ける・症状のコントロールができる・就労するなどなど、様々な目標を持って精神科デイケアに来ます。

看護師は、精神科デイケアの他の職種の人々（医師・精神保健福祉士・作業療法士など）と相談しながら、患者さんの目標を達成するために具体的に何をするべきかを患者さんと一緒に考えていくのが役割です。

定期的な面談で、患者さんが日々の生活の中で具体的な行動を起こせているか評価して、次の行動につなげていくことも重要な役割です。

最終的には精神科デイケアに通わなくても自立した社会生活を送っていけるということが、多くの患者さんの共通した目標になります。

精神科デイケアの看護師の役割についてわかったら転職しよう

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